2011年8月16日火曜日

熟成酒の知識1

今まで熟成酒良いよみたいな記事を書いてきましたが。。。
さて熟成させるとどうなるの?って思われる方もいらっしゃるかと思いますので。。。
ここで少し判りやすく紹介しておこうと思います。

市販の古酒を飲まれた事もある方は、濃いか薄いかは別にして茶色の色が付いていたのではないでしょうか?
もちろんそうならない商品もあるのですが。。。
大半は、このような商品が多いかと思います。

さてこの色が付く現象ですが、アミノカルボニル反応と言う変化なんですが。。。
簡単に言うと砂糖水を火にかけると焦げて茶色になりますよね。
そうカラメル作りの方法ですね。
これと同じ変化が、長い期間を経て起こっているのです。
ですから茶色になると共に甘味や焦げた風味のよな香りが付いてくる事になります。
ただこの反応は、紫外線による影響が大きいようで冷暗所で光を遮断して保存した場合ですと。。。
10年貯蔵しても大きな色の変化は、あまり起こらないようです。

その他には、アルコールと水などの分子構造が細かく混ざりあう事で口当たりがよくなってきます。

大きくは、こんな感じです。
少し熟成酒についてイメージ出来ましたかね?