2011年5月29日日曜日

甘藷百珍のいも酎

寒い季節に赴きある焼酎の飲み方を紹介いたします。

江戸時代の料理レシピ書には、さまざまな料理書があるのですが。。。
その中でも一つの食材を題材にした百珍物は、有名です。
おそらく豆腐百珍などは有名ですからご存知の方も多いと思います。

この百珍物の1つに甘藷百珍と言う本が有ります。
言わずと知れた芋の料理レシピ書です。
今回は、この本に掲載されている”いも酎”を紹介します。

[作り方](現代風アレンジです)
分量:水400CC、長イモ60g
1.作り方は、ボウルに水を入れザルを重ねる。
2.山芋や長いも等をおろしてボウルのザルの上に入れる。




3.ここでザルを揺すってエキスを水に出します。
残った山芋は、そのまま醤油をかけて食べるか汁物やお好み焼き等に入れて食べて下さい。


4.この水を火にかけて温めます。
5.温まった水と熱い焼酎を割って完成です。
(割合は、下戸に喜ばれる書かれてますので。。。アルコール10%以下と思われます)


好みで濃いのを作っても美味しいと思います。

本には、「銘酒のごとくなる也」と書いてある。
好みで生姜の絞り汁や砂糖などを入れても美味しいです。

たまには、江戸時代にタイムスリップして焼酎を飲んで見るのも良いかも知れません。
いかがでしょう?

(ご注意)
この飲み方は、お酒の強い人には向きません。
味気なくなります。

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